その1
1989年から、精神科を受診する人の数が、何倍にもなりはじめたのですな
鬱病や自律神経失調症、強迫障害やパニック障害、統合失調症などが急増しはじめたのです
不登校も、鬱状態の一形態ですな
一体、なにが起こったのかというと
この種の病は、神経回路の受容体(レセプター)変動によって起こるのですがね
1989年から、大規模な受容体変動が発生していると、私は推測しているのですよ
この推測に至るには、まあ、さまざまな論拠と、私自身の観察経過があるわけですが
受容体変動の原因として考えられるのは、インフルエンザですな
1989年から発生したインフルエンザは、受容体変動を引き起こす性質を持っていたのですよ
しかも、このインフルエンザは、トランスポゾン(逆転写)といって、遺伝子に影響を与えるのです
その結果、2000年あたりから、多動や自閉、発達障害と診断される子供たちが急増しはじめたのです
おかげで、幼稚園も小学校も、対応におおわらわです
私はね
この子供たちを、発達障害と捉えていません
ネオテニー(幼成形態)、つまり、成長に時間がかかる、幼児期の長い、進化した種と捉えています
なぜなら、接してきた経験上、この子供たちは、とてもハイスペックで、成長する幅が恐ろしく広いということを知っているからです
ご存知かな?
生物は、病むことにより、進化するということを
そして、ついに、統合失調症状が頻発しはじめました
しかし、心配は必要ないですな
この統合失調症状は、神経回路のクォンタムリープ(量子的飛躍)ともいうべきものでね
必ず回復に向かうのです
今回は、難しい言葉と、ややこしい話になってしまいましたね
しかし、言いたいことは単純なのですよ
生物は、病むことにより、進化するのですな
次に続きます


その2
先日、小学校のPTAに依頼されて、子育てに関する講演をしたのですよ
私の主張は、単純ですな
「発達障害といわれる子供たちが急増しているが、実は障害ではなく、進化した子供たちである
彼らは幼成進化といい、幼児期が長い進化した種である」
現場で、じかに子供たちと関わる先生たちや、保護者たちには、賛同を得ることが多い私の主張ですがね
校長や教頭といった権威者には、どうにも受け入れがたいようですな
彼らにとっては、言うことをきく子供が正常で、言うことをきかない子供は、発達障害なのですから
やれやれ・・・・

二次障害を防ぐための対策が必要ではないのか?
フレキシブルな学級環境を整えるのが急務だろう!
しかし、ともあれ、10年のうちには、ほとんどの子供たちが、発達障害といわれる種に変わっていくと言うのが、私の観察予測なのですよ
私の主張を、支持し、講演させてくれる方々が増えているのは、実にありがたいですな

その3
友人のパキ子さんが、不安になってメールしてきたのですよ
「どうしよう、うちのピョウちゃんが発達障害だといわれちゃったの。わたし、一体どーしたらいいの?」
ふむふむ、ピョウちゃんが発達障害とな?
安心しなさい
私は、ピョウちゃんを、まだ幼い時から知ってるけど、なにも問題はないですな
「でっ、でも、ドクターが発達障害だって」
やれやれ...
今、全国的に、発達障害と診断される子供たちが、凄まじく急増しつつあるのですよ
そして、私ができるだけ客観的に、観察してきた感想を言いますとね
この発達障害と言われる子供たちは、障害なのでは、ないと思います
成長に時間がかかる、幼児期の長い、高度に発達した種の子供たちですな
真に智恵があるドクターは、まだ幼い子供に、レッテルを性急に張り付けたりはしませんよ

じつはね
ひとつ、からくりを説明するとですな
子供は、ドクターの無意識を読み取り、見事にそのドクターの予測通りの振る舞いをするのです
これを「ローゼンタール効果」というのですよ
「あ~やっぱりね、ドクターが、アタシのピョウちゃんをみて、こう言ったのよ
“お母さん、みてごらんなさい、この子は私の目を見ようとしないでしょう!これは自閉の疑いがありますね“
・・・アタシは思ったのよ!
“うちの子は、お前がキライなだけなんだよ!“
ってね

おそらく、その考えは正しいですな
ドクターの権威に、影響された場合、その子の母親も、ドクターの予測通りの状態に力を与えてしまうのですよ
この現象は、さまざまなケースがありますな

「この患者は、発達障害に違いない」
「この患者は、統合失調症に違いない」
「この患者は、鬱病に違いない」
そう、決めつけるドクターの前では、患者は、その通りの振る舞いをしようとするのですよ

「この患者は、癌の疑いがある」
「この患者は、膠原病の疑いがある」
「では、もう一度検査しましょう」

そして患者は、往々にしてドクターの予測通りの状態を作り出してしまうのですよ
じつは私も、人類に関しては、ある予測をしています

●発達障害と言われる子供たちは、これからもっと多くなり、普遍的な状態となる
●じつは、発達障害と言われる子供たちは、障害ではない
ネオテニー(幼形進化)と言われる、幼児期が長い進化した種である
●レセプター変動により、鬱病や、不登校、引きこもり、強迫障害、統合失調症などの症状が、世界的に増大するが、一過性のもので、安全に回復する
●古い人類の時代は終息し、新しい人類の時代がスタートする

これらは、ずっと私が、30年近く主張してきたことですがね
以前は、誰も聞いてはくれませんでしたが
最近では、人から真剣に聞いてもらえるようになってきました

発達障害に関しては、学校や幼稚園の対応は、いささかヒステリー気味で、彼ら自身が、あとで批判されたくないがために、なんでもかんでも発達障害のレッテルをはろうとしているように、見受けられますな

ある地方の小学校や中学校では、普通のクラスが学級崩壊状態に陥り、まともに勉強できないので、
勉強したい児童は、特別支援のクラスに入るといった、まさかの逆転が起こっています

まるで、みなさんには信じられないでしょうがね
事実なのですよ
発達障害早期発見を、国が指導し始めましたが、すでに手遅れというのが、現状です
専門家たちは、発達障害の児童を、なんとか選別しようとしてますが、馬鹿げたことですな
一番、言うことを聞かない児童に発達障害のレッテルをはって、自分たちが安心したり、リスクを避けようとしているだけなのですから

冷静に、客観的に観察すれば、わかることだと思うのですがね
人類は今、大きな転換期に入ったのですよ
その変化が真っ先に起きるのは、子供たちなのですな

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